昨日息子が出場したNTC CUP、厚い雲に覆われてましたが
終日ドライコンディションでレースは開催されました。
エントリーも多く、全カテゴリー凄く盛り上がりましたが
SクラスとRMC(MAX)クラスで赤旗が出てしまったのは残念
息子が出場したRMCクラスでの赤旗の原因は4コーナーから
バックストレートへのアプローチで発生したクラッシュ
NTCをホームコースにしてから 練習・レース共に
この場所での大きなクラッシュは何度も目にしたんだけど
4コーナーのクリッピングからバックストレートへ向かう際
外側の縁石を利用してバックストレートへ加速して行く
ドライバーも多く 息子もその一人で
いつもハラハラ・ドキドキしながら見てる場所なのだけど
その場所でまた大きなクラッシュが発生してしまいました。
コースのレイアウト的にはまったく問題ない所なんだけど
素人目で申し訳ないけど ここ問題はその縁石にあると思います。
緩やかな縁石の外側はコンクリートで固められてあり
文章で説明するのが難しいけど、赤白縁石の頂点を境に
緩やかに下がって行くコンクリート部分があって
その先が一般的な草地のグラベルゾーンになってるのですが
ほんの少し進入角度が狂うと 縁石の一番高い所にカートが乗っかって
一瞬亀の子みたいになってコースの外に飛び出してしまう場所
そのまま草地に出てしまえば特に問題無い場所なんだけど
大袈裟かもだけど、ここで飛び出すカートを見る度に思い出してしまうのが
94年F1サンマリノGPで発生したAyrton Sennaの大クラッシュ
最高速のタンブレロコーナーで彼が飛び出した場所も
縁石外側のグラベルゾーンが縁石よりも低くなってて
彼はこの縁石から減速どころか加速したように見えた瞬間
コンクリートの壁に激突して命を落としてしまった。
それが原因のすべてではないと思うけど、あのグラベルに
縁石よりも高い位置まで砂利が敷かれてたら
命まで落とす事にならなかったのではないかと当時は凄く悔やみました。
NTCの4コーナーからバックストレートへのアプローチにある縁石が
あの日のタンブレロコーナー縁石外の形状が同じような状況で
NTCの場合コンクリートの壁ではありませんが
縁石に乗り上げて飛び出してしまったカートは、その傾斜で
勢いがついて 横を向いたままバックストレートの侵入付近に飛び出して
コースのレコードライン上に停まってしまう事が多く
そこへ全開で突っ込んで来る後続車が激突してしまうと言う事故が
度々発生、昨日は大ケガに至ってないらしいけど
この場所でのクラッシュは、救急車沙汰になる事が多いので
大事になる前に何らかの対策が必要なのではないかと感じました。
サーキットの管理者様側にはそれなりの出費となるかも知れませんが
大きな問題になる前に・・・ <(_ _)> <(_ _)> <(_ _)> ←親の気持ち