日記の前に・・・
昨年Rotax MAX Challenge Cup juniorMaxクラスで
WORLD CHAMPIONに輝いた群馬県の中学1年生
笹原右京くん13歳が
2/10-14 Campillos/スペイン で開催されました ROTAX Winter Cup
JuniorMAXクラスに出場して見事優勝!「君が代」を流してくれました。
各国の強豪が揃った国際レースで2連勝はお見事!!!
この勢いでEuroChallengeも制してもらいたいものです。
公式リザルト
前日から新東京入りした息子でしたが、Challenge Cup前日の新東京サーキットは早朝から雪だったりみぞれだったり、レース当日が晴れ予報だったのでほとんどのドライバーは走行せず。
それでも雨が残る可能性もあったのでJ-B倉庫に2年前から転がってるBS/SL94(レイン)タイヤを拾って来て、息子もマシンのメンテナンスだけで走行券も購入しないままレース当日を迎える事になりました。
レース前日にゆっくり出来るのがちょこっと嬉しくてアルコールも普段の数倍呑んでしまったけど、その日の天候から翌日朝にアクアラインの通行止めや最悪の場合首都高の凍結も考えられたので意外と時間には用心深いσ(^_^)は最悪の事も考え「4時半に出発するぞ!」と息子に伝え9時前には就寝、多量のアルコールも手伝って爆睡出来ました。
早寝のおかげで時間通りに出発出来たのですが、ドアロックを解除して車のドアを引いても開かない・・・ドアレバーを思いっ切り引くと「バリバリ・メリメリ」と凍りついてました。
予想は見事外れて首都高速もアクアラインもスムーズに通行出来たけど新東京サーキット近くに来ると濃霧、2m先が見えないほど霧が濃くてノロノロ運転、それでも5時半に到着、ゲートオープンまで時間があるので門前で仮眠しようと思ってたのに既にゲートが開いてて仮眠出来ず(笑)そんな感じでNTC Challenge Cup開幕戦を迎えたのでした。
前日暇だった息子が全部やってくれてたので車検の準備も無くJ-Bテント内のストーブを抱くように囲んで長いコーヒータイム、申込み後に発信機とゼッケンをセットしてイザ!車検へ!前の日記で書いた通りノーメンテナンスのKTエンジン1基、3レース目のSL07タイヤ、2年以上J-B倉庫に転がってたSLレインタイヤを登録して無事に車検終了、もう後悔出来ません(笑)
公式練習・・・
日が差して来たのですが前日の雨が残ってしまいハーフウェットで公式練習がスタート、ドライセットのままJP監督に頂いたカチンカチンのレインタイヤを履いてコースイン、そしてお決まりのスピン(笑)いつものように走行が始まりました。
10分間の公式練習はスリックの選手も居たので参考にはならなかったけど断トツのトップタイムで終了、重量を計測してピットに戻ると場内アナウンスで「ゼッケン1番16番至急コントロールタワー競技長の所へ・・・」JP監督の話では「イエローフラッグを無視したらしいけど公式練習だから警告だと思う」との事で「あのバカしょうがねーな!」なんて話をしてる所へ競技長からお叱りを受けた息子が戻って来て「タイトラタイムに4秒加算のペナルティーを受けました・・・」一同顔面蒼白・・・4秒って言ったら最後尾確定!!
タイムトライアル
予想通り全クラスの練習走行が終わって完全に乾いた路面、このレースで3レース目を迎えるスリックタイヤでタイムトライアルが始まりましたが、イマイチ直線で伸びないKTエンジンでしたが41秒560のラップタイムで2番手タイム、このタイムに4秒加算されるのでタイムトライアル上の記録は45秒560、他に計測しなかった選手や同じペナルティーを受けた選手も居て14番グリッドからのスタートが確定
予選ヒート
「無理をしないで5・6番手で帰って来い」そうJP監督に言われて予選がスタート、まったく無理のない無難なスタートで無難に周回して6位フィニッシュ、レース中の場内実況で
オギ姉嬢が息子の名前を連呼してくれたのは過去に無い経験でとっても嬉しかった(笑)
そうそう 新東京サーキットのウグイス嬢!NTC CUPの実況では有名な
オギ姉が 今年からChallenge Cupも実況してくれる事になったらしくレースに華が加わって凄く盛り上がりました。
KART on LINE見てもオギ姉の実況があるか無いかで全然盛り上がりが違いますよねぇ~
新東京サーキット代表の大野さん、オギ姉へのギャラ弾んで下さいね~~~~(笑)
そして決勝
何とか6番手まで戻れたグリッドですが、タイヤはボロボロエンジンはイマイチって感じで多少でも直線を生かす為にギアを小さくして挑んだようですが、無難なスタートで何もかもが無難過ぎていつものキレがまったくない走りがとてもつまらなくなって「何もしない・何も言わない」と誓ってたσ(^_^)でしたが我慢出来ずにPITロードから「行けこのヤロウ」の気持ちを込めたサインを送ってしまったのですが、2位の選手にモタモタしてる間にTOPの選手に大きく逃げられてしまいレースが終了
TOPに追いつけず本人が一番悔しそうでしたが決勝は2位でゴールイン
でも今回のようなペナルティーを初めて受けた事で“旗”の重要性を身に染みて解っただろうし、最後先頭の選手に追いつけなかった悔しさを忘れず この先二度と同じ過ちを犯さないドライバーに成長してくれればσ(^_^)は文句ありません。
ケンシロウ競技長から「お前は既に死んでいる!」と宣告されたレース、14番手から2番手までの追い上げはちょっとモタモタしてたけどプラズマクラスター空気清浄機を副賞に貰ってくれてありがとうございました。(笑)
応援に来て頂いた皆さまありがとうございました。
次回は3月7日NTC CUP MAXクラスにエントリーする予定です。