ダメダメだったタイムトライアル終了後に2コーナー後のアクセルワークを指摘したら、息子から反って来た言葉はいつもの如く「解ってるよ、ちゃんとやってるよ」でした。
新東京でも今日の鈴鹿でも、細かなコーナリングが続いた後の長い直線でエンジンのトルクがピークに達しない、毎回息子が「エンジンが回ってない」と悩むところは同じ環境ばかり、素人目で見てもストレートで遅いのは明らか
今回の遠征にメカニックとして協力してくれたNくんも、余りにもストレートが伸びない事でエンジンをあっちこっちと必死にメンテナンスしてくれたのですが、私には息子が上手くアクセルコントロール出来てないとしか思えなかったのです。
朝から彼を見てて「何をやってあげても無駄!」としか思えなかった。。
チームの皆さまは息子が「エンジンが回らない」と言えば少しでも良くなるように努力してくれるのは本当に有り難い事なんだけど、あんまりそれをやってあげるとすべてマシンのせいエンジンのせいにしてしまうドライバーになってしまうのではないかと思うのです。
これはチームの指導方法も考え直して頂かなければならない事なのですが、現時点で息子が悩んでる「タイムが上がらない」「直線の伸びがない」「エンジンの回りが悪い」これらはすべてドライバーが未熟でアクセルをコントロール出来て無い事から起きる問題だと思います。
エンジンの状態を色々探る前に、まずドライバー自身のスキルアップをやらないと、恐らく彼はこれから先もずっとエンジンの不調だと言い続けるようになると思うのです。
再来週にはホームコースであるNTC CUPが控えてるけど、少しスパルタ的でも一からアクセルワークを学ばせなければ厳しいでしょう。
まずアクセルコントロールが出来るようになってっからエンジンやシャーシの詰めに進まなければ高い費用払ってカートやらせる意味がありません。
鈴鹿選手権のレベルの高さにも驚きましたが、つくづく彼の練習不足と未熟さを痛感した鈴鹿選手権でありました。
今日の鈴鹿選手権で息子を応援して頂いた皆様、本当にありがとうございました。
今日の経験を生かせるようにまた練習を積ませて頑張ります。